平成30年6月8日(金)午後2時45分から、高志高校にて1・2年生を対象にした「卒業生と語る会」が開催されました。39回卒から14人、40回卒からは7人が教壇に立ちました。
『「志事」をするという事~学問とお菓子を通じて~』とのテーマで女子生徒30人に講演した竹内健人君(8組)は、「どの職業にも、数学、化学、美術などいろいろ学問が関わっていること、高校時代に培った勉強が後からついてくる」と説明しながら、次々に華やかな和菓子を作り上げていました。
見本のお菓子が完成するたびに女子高生が歓声を上げ、ニコニコしながら自分のお菓子を作っていたことが印象的でした。最後に「仕事は先輩に教えてもらい仕えて覚えていくもの。仕事ができるようになったら物事を志を持って教える『志事』にして欲しい。志事は幅も広がり自分も成長できる」と熱く語っていました。
『研究者になるための方法教えます 地方大出身の自分が心がけたことと、行動』というテーマで男女17人の生徒に講演した森下智晃君(5組)は、「論文発表では、まるで人格を否定されるような評価を受けることがある。しかし、発表されなければ存在すらならない。」と論文発表に至る苦労の一方で、「いい研究をする、がんばればサポートを受けられる」と説明をしていました。
質疑応答では、「論文発表で評価されなかったときに立ち直る方法とは」「研究者になるために経済的に不安がある」「高校生で情報発信できる方法は」など、高校生から具体的な質問が続き、予定時間を超える白熱ぶりでした。
40回卒 講師名
- 森下智晃君(5組)
- 竹内健人君(8組)
- 伊藤繁人君(1組)
- 辻英之君(9組)
- 竹内理君(3組)
- 橋本直文君(11組)
- 西岡清隆君(2組)
講師のみなさま、平日にもかかわらず貴重な体験を聞かせていただきありがとうございました。
(ばたこ)